記念日にプレゼントするための絵本を購入する、その理由には、様々なドラマがあります。
それこそ、ボクなんかの想像を遥かに超えた、ドラマがあるんです。
本日、お父さんへの誕生日プレゼントにしたいとのことで、誕生日プレゼント用のオリジナル絵本「両手いっぱいのありがとう」のご用命がありました。
■ パパへの誕生日プレゼントに。名入れ絵本「両手いっぱいのありがとう」
絵本の最後のページに記載するお父さんへのメッセージに、たくさんの「ありがとう」がいっぱい書いてあります。
曰く・・・、
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公園でキャッチボールしてくれて「ありがとう」
運動会で八ミリ撮ってくれて「ありがとう」
家族のために働いていてくれて「ありがとう」
学校を卒業させてくれて「ありがとう」
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などなどなど・・・、
まだまだいっぱい書いてあります。
読んでいると、ボクの方までなんだか泣きそうになってきてしまいました。
ちょっと、込められている想いが他のお客様のものとは違うなと感じました。
もしやと思うところがあり、お電話し事情をお伺いしました。
お父様が緩和ケアに入っていて今回が最後の誕生日になるとのことでした。
この絵本を読んで送り出してあげたいと、電話の途中でお客さんは涙声になっていました。
ボクは、この時、人様のお役に立てているなぁと、感慨深い気持ちになりました。
この仕事を選んで、本当によかった・・・。