日々お客様に絵本をお届けしていますと、絵本をご購入いただいた方からのお便りを頻繁に頂きます。
先日は、妻に赤ちゃんが生まれて、出産祝いの名入れ絵本をプレゼントした方からのお便りが届きました。とても喜んでいらっしゃるご様子が伝わってきましたので、ご紹介させていただきます。
以下、頂いたメールの文面をまとめたものとなります。

出産という大仕事を終えた妻へ、何か特別な出産祝いを贈りたい。
そう思っていながらも「何を贈れば喜んでもらえるのか?」と、正直ずっと悩んでいました。
妻はこの10ヶ月間、僕が口にできないほどの痛みと不安を乗り越え、たった1人で命を育ててくれました。
その妻に、一生心に残る“ありがとう”を贈りたいと思った次第です。
でも、そんな気合の入ったプレゼントは、そう簡単には見つかりませんでした。
迷走の始まりです。
まずは無難に、お花。
…いや、退院してすぐ花瓶?忙しいのに?(却下)
アクセサリー?
…毎日寝不足で身につける余裕ある?(却下)
ベビー服?
…それ子どもへのプレゼントでしょ?(妻へじゃない)
そんな時に見つけたのが、
出産祝いの名入れ絵本「うまれてきてくれてありがとう」です。
深夜2時、息子の夜泣き対応の合間のことです。
スマホ片手にぼーっとスクロールしていました。
「出産祝い 妻 感動」
「出産祝い 妻 サプライズ 号泣」
「出産祝い 妻 泣かせる」といった検索ワードで検索していてたまたま見つけたのが、出産祝いの名入れ絵本「うまれてきてくれてありがとう」です。
ページサンプルを見てみると、
・赤ちゃんの名前が入る
・誕生日や体重、生まれたときの情報が残る
・生まれた日のことが0歳の思い出としてずっと形に残る
ということが判り、これだ!と直感で思いました。
妻が出産前から言っていたことがあります。
「いつか子どもに、生まれてきた日のことを伝えたい」
その願いを、絵本という形で叶えられる気がしたんです。

病院から退院した日。
赤ちゃんが眠っているタイミングで、
「これ、出産祝いに…」と、そっとプレゼントを手渡しました。
最初は少し戸惑っていましたが絵本を開いた瞬間、妻の表情が変わりました。
赤ちゃんの名前が、
赤ちゃんの誕生日が、
そして、生まれたときの感動が物語として描かれている。
ページをめくるたびに、妻の目に涙が溜まっていくのが分かりました。
「こんなの反則だよ……すごく嬉しい」
声を震わせながら、何度もページを読み返していました。
読み終わると、まるで出産の瞬間に戻ったみたいに、妻は絵本を抱きしめていました。

絵本を読み終わったあと、赤ちゃんの頭をそっと撫でながら妻が言いました。
「ありがとう。この子が大きくなってから一緒に読みたいね」
その言葉を聞いて、このプレゼントを選んで本当によかったと、心から思いました。
名入れ絵本の良いところは、思い出が残るること。
赤ちゃんはしばらくは、何も分からずにページをバサバサめくることでしょう。
でも1歳になったとき、3歳になったとき、子どもが「自分の本」だと気づいたとき、「これ、ぼくの本なんだね!」
そう笑ってくれる日が来ます。
そのときまた、僕らはこの日のことを思い出すんだと思います。
この絵本は何度でも家族の時間を思い出させてくれる。
これはただの絵本じゃなくて、僕たち家族のはじまりを閉じ込めた、
かけがえのない記念日そのものです。
出産を頑張った妻へ。
うまれてきてくれた子どもへ。
この絵本には、言葉では伝えきれない愛情が詰まっています。
布団の横で眠っている我が子を見ながら妻とそっと絵本を閉じたあの夜。
その幸せな時間を、私は一生忘れないと思います。
▼今回プレゼントした絵本はこちら
出産祝いにおすすめ。0歳の思い出を残す絵本「うまれてきてくれてありがとう」
