日々お客様に絵本をお届けしていますと、絵本をご購入いただいた方からのお便りを頻繁に頂きます。
本日は、結婚して初めて迎えるクリスマスに、旦那様にクリスマス用の名入れ絵本をプレゼントした方(女性)からのお便りが届きました。
「自分の伝えたかった、ありがとうの気持ちがうまく伝わった」とのこと。とても喜んでいらっしゃるご様子が伝わってきましたので、ご紹介させていただきます。
以下、頂いたメールの文面をまとめたものとなります。
結婚して数ヶ月。新しい生活にもようやく慣れてきた頃、夫は仕事が忙しく、一緒に過ごす時間も以前より少なくなっていました。
そして結婚して初めて迎えるクリスマス。「夫にどんなプレゼントを贈ろう?」と考えていました。
「ありがとう」も「大好き」も、思っていてもなかなか言葉にできない。そんなもどかしさを埋める“形”を探していたのです。
ある日、「記念de絵本ブックストア」の商品を見ていたら、ページいっぱいにやさしい物語が広がる名入れ絵本を発見。ふと目にとまったのが名入れ絵本「サンタさんのおくりもの」でした。
普段はあまりサプライズに興味を示さない夫ですが、特別な“初めてのクリスマス”には、心に残るものを贈りたい。そんな想いで、この絵本を選びました。
夫の名前を入れられること、そして“想いを伝えるための絵本”というコンセプトに心が動きました。
■20代の男性へのクリスマスプレゼントに。想いを伝えるための絵本「サンタさんのおくりもの」

クリスマス当日。食事をして、ケーキを食べ、少し照れながら「これ…開けてみて」と手渡しました。
夫は不思議そうに包みを開け、絵本の中に自分の名前があるのを見た瞬間、「えっ、俺の名前…?」と驚いた表情になりました。
ページをめくるごとに、子どものように目を輝かせていました。
読み進め、最後のメッセージページを見たときには、言葉を詰まらせながら「…ありがとう」と言ってくれました。
そこには私からのこんなメッセージがあります。
————
大好きなあなたへ。
結婚して、ふたりで初めて迎えるクリスマス。
まだ夫婦になって間もないのに、
あなたのおかげで毎日がとても温かくて、
まるでこの絵本のような優しい物語の中にいるように感じています。
忙しい日が続いても、
疲れて帰ってきても、
私の小さな話に耳を傾けてくれるあなたの姿を見るたびに、
「この人と結婚してよかった」と、心から思っています。
言葉ではなかなか伝えきれないけれど、
あなたと一緒に過ごしていくこれからの時間を、
私はとても大切に思っています。
嬉しいことも、悩むことも、迷うこともあるかもしれない。
それでも、どんな日もふたりで歩いていけたら、それだけで十分です。
あなたが笑ってくれるだけで、
私の心はふわっと明るくなります。
あなたが隣にいてくれるだけで、
私は強くなれる気がします。
これから先、何年も何十年も、今日の気持ちを忘れずに過ごしていきたい。
同じ景色を見て、同じ未来を描いて、
小さな幸せを積み重ねていけたら幸せです。
この絵本が、あなたの心をそっと温めてくれますように。
そして、この先もずっと、あなたと一緒に笑っていられますように。
メリークリスマス。いつもありがとう。
これからもよろしくね。
あなたの妻より
————
普段あまり感情を表に出さない夫が、絵本を大切そうに胸に抱えていた姿は、今でも忘れられない思い出です。

名入れ絵本「サンタさんのおくりもの」は、ただのプレゼントではありませんでした。
結婚して初めて迎える特別な日を、やわらかく包み、温かい気持ちにしてくれる――そんな小さな奇跡のような存在。
読み終えた夫は、照れながらこんなことを言いました。
「こんなプレゼント、はじめてだよ。ずっと大事にするね。」
その言葉を聞いたとき、「この絵本を選んで本当によかった」と心から思いました。
▶ 20代の男性へのクリスマスプレゼントに。想いを伝えるための絵本「サンタさんのおくりもの」
