日々、記念日に贈るための絵本を製作しています。
絵本の中には、思いを伝えたい相手に向けたメッセージが記載できます。
かくして、いろんな記念日のためのメッセージが日夜、私のもとに送られてきます。
赤ちゃんの誕生を祝う出産祝いであったり、お子様のお誕生日を祝うメッセージであったり、お父さんの還暦祝いで長年の労をねぎらうメッセージであったり・・・。
そんなメッセージの数々を読んでいると、ふと思いを巡らせてしまうことがあります。
先ほど作成したのは、お父さんから20歳になる娘さんに贈るメッセージです。
絵本には、こんなメッセージが記載されていました。
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ようちゃん
20歳のお誕生日おめでとう。
20年前の今日、あなたは産まれてきてくれました。
ようちゃんと過ごした日々は短かったけれど、
一緒に話し、笑い、遊んだこと…
どんな小さなことも、
お父さんにとって大切な思い出です。
たくさんの幸せをありがとう。
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文面から察するに、お子様が幼いころに離婚なさったんだと思われます。
ボクは離婚は経験していませんが、社会人となった我が愚息が、別の家庭を持ち、我が家から離れていく日もそう遠くないことだと感じています。
それを想ってこのメッセージを読むと、とても感慨深いものがあります・・・。
絵本を受け取るお子様よりも、このメッセージを書いているお父さんの方が
いろんなことを思い出して、ジーンときていることでしょう。
かくいう私も、ジーンときてしまいました・・・(-_-;)